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~成長とともに変化する子どものお口を守るために~
赤ちゃんの頃から始めた歯のケア。乳歯が生え、仕上げみがきに慣れてきた頃には、もう小学校入学のタイミング。親御さんとしては「そろそろ自分でみがけるようになる頃かな」と思われる方も多いかもしれません。しかし、小学校入学以降も、お口の中の環境やむし歯・歯肉炎のリスクは大きく変化していきます。
この時期は、永久歯への生え変わり、食生活の変化、自我の発達、そして思春期特有のホルモンバランスの影響など、口腔内の環境に多くの変化が起きる重要なタイミングです。
今回は、小学生から中学生、思春期を迎える頃までに必要な口腔ケアについて、段階ごとに詳しく解説していきます。

1. 小学校低学年(6歳~9歳):生え変わりが始まる大切な時期
永久歯への生え変わりがスタート
小学校入学前後から、いよいよ乳歯から永久歯への生え変わりが始まります。最初に生えてくるのは「6歳臼歯」と呼ばれる奥歯。乳歯のさらに奥から生えてくるこの歯は、永久歯の中でも非常に大切な歯で、かみ合わせの基本となる歯です。
しかしこの6歳臼歯、保護者の方が気づかないうちに生えてきてしまうことも多く、気がついたときにはすでにむし歯ができていた…というケースも少なくありません。
6歳臼歯を守るケアのポイント
自分でみがく習慣を育てる
低学年のうちは、「自分でみがける」と思っていても、実際にはまだまだみがき残しが多い時期です。特に歯の裏側や奥歯の溝は、子ども一人では十分にみがくことが難しいもの。
親御さんによる仕上げみがきは、小学校3年生ごろまでは毎日、少なくとも週に数回は続けてください。お子さんの「自分でやりたい」という気持ちを尊重しながらも、健康なお口を守るために親子で一緒に取り組んでいく姿勢が大切です。
2. 小学校中学年(9歳~11歳):むし歯と歯肉炎のリスクが高まる時期
歯の生え変わりが本格化
この時期になると、前歯から奥歯までの乳歯が次々と抜け、永久歯へと入れ替わっていきます。歯列全体が不安定になるため、歯並びが一時的に悪くなったり、ブラッシングがしづらくなることも。このため、むし歯や歯肉炎が増える傾向にあります。
特にこの時期に注意したいのが「歯肉炎」です。
歯肉炎ってなに?
大人と同じように、子どもでも歯ぐきに炎症が起きることがあります。歯みがき不足やみがき残しによって歯ぐきが赤く腫れたり、出血したりする状態を「歯肉炎」と呼びます。
放っておくと、大人になったときに本格的な歯周病へ進行する可能性もあるため、早めの対処が大切です。
この時期に特に意識したいケアポイント
3. 小学校高学年~中学生(12歳~15歳):思春期特有のケアに注意
思春期のホルモンバランスとお口の変化
この時期になると、身体だけでなく、口腔内にもホルモンの影響が出てきます。思春期のホルモン変化によって、歯ぐきが腫れやすくなったり、出血しやすくなる子もいます。
また、自我が芽生え、「歯みがきが面倒」「人に注意されるのが嫌」という気持ちも強くなる時期。部活動や塾、スマートフォンの使用などで生活リズムも不規則になりがちです。
親が以前のようにケアに介入するのが難しくなり、自己管理が求められるようになります。
思春期のセルフケアをサポートするポイント
4. 定期検診を継続するメリット
年齢が上がるにつれて、「歯医者=こわい・面倒」というイメージを持ちやすくなります。だからこそ、小さい頃から「定期的に通うのが当たり前」という習慣をつけておくことが大切です。
歯科医院での定期検診を受けることにより、むし歯や歯肉炎のチェックだけでなく、みがき方の確認や生活習慣のアドバイスなど、総合的なサポートが可能です。
5. 思春期から大人への“架け橋”としての歯科
中学生・高校生は、心身の成長とともに、自分自身の健康について意識しはじめる時期です。このタイミングで正しい知識と習慣を身につけることができれば、大人になってからのむし歯・歯周病リスクは大きく減らすことができます。
また、思春期は歯並びや口臭、見た目に敏感になる年頃でもあります。OCEAN歯科では、単に「むし歯がある・ない」だけでなく、お口の悩みや不安をしっかり受け止め、将来に向けて適切なアドバイスや処置をご提供しています。
お子さまの“通いなれた歯科医院”がそのまま“成人として通えるかかりつけ”になることは、安心感と継続的な予防につながります。
思春期は、将来、むし歯や歯周病に悩まずにすむような“生涯健康な口腔環境”を作るための最後のチャンスかもしれません。

【OCEAN歯科からのメッセージ】
小学生から思春期にかけての時期は、子どもの心と身体が大きく変化する大切な時期です。そして、それに伴って口腔環境も大きく変わります。
年齢や成長段階に応じた最適なケアを提供し、お子さんが“生涯むし歯ゼロ”でいられることを目指してお口の健康を育てていきましょう。