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歯ブラシの保管方法|OCEAN歯科クリニック|美浜区磯辺の検見川浜駅より徒歩1分のOCEAN歯科クリニック

歯ブラシの保管方法


歯をみがいた後の歯ブラシは、きちんとお手入れできていますでしょうか?

保管方法を間違えると汚れが溜まって、かえって口の中に悪影響を及ぼす危険性があります。毎日使う歯ブラシは、口の中を健康に保ってくれる大事なパートナーです。

ぜひ、保管方法や交換時期にも気を配りましょう。

 

【歯ブラシにくっつく細菌】

口の中には何百種類もの細菌がいます。私たちは毎日歯をみがいて、口の中のプラークや食べかす、細菌を洗い落としています。そのため口の中をあっちこっちをみがく歯ブラシは、使うたびに口の中のむし歯菌や歯周病菌をはじめとする細菌がくっついて汚れてしまいます。歯みがきが終わって、どれだけ丁寧に歯ブラシを洗ったとしても細菌は残ります。1回の歯みがきで100万個近くの細菌が歯ブラシに残っているという報告もあります。

保管の状態が悪く、不潔になってしまった歯ブラシをそのまま繰り返し使っていると、歯ブラシの中で細菌が繁殖してむし歯や口臭の原因にもなってしまいます。

このようなことを防ぐために、歯ブラシについた細菌が増えないようにすることが大切です。

【歯ブラシを清潔に保つ】

歯ブラシについた細菌をゼロにすることはできないので、増やさないコツを考えていきましょう。

①歯ブラシをよく洗う

使った後は洗ってるよと当たり前に思っている方がほとんどだと思いますが、意外ときちんと洗えていないことがほとんどなのです。

1番いいのは、水道を流しっぱなしにして洗う方法です。

コップの中で洗った場合に比べて、圧倒的に細菌数が減ることが分かっています。

また、強めの流水で歯ブラシの毛束の部分を洗うと細菌の数がぐんと減ることも研究結果として出ています。

そんなに流しっぱなしで洗うなんて、と思われるかもしれませんが、歯ブラシをきれいにすることはとても大切なことなので、しっかり汚れは洗い流していきましょう。

歯ブラシの根元の汚れは取れにくいので、食べかすや歯みがき粉なども残っていないかをよく確認しながら指を使ってしっかり洗っていきましょう。

②洗った後の乾燥

歯ブラシを洗った後、よく乾燥させることが重要です。

毛先を下にしてコップの中に入れたりしていませんか?そうすると、歯ブラシの毛先が乾かずに細菌が繁殖しやすい状態になってしまいます。

また、洗面台の収納の中に入れてしまったり、ユニットバスの中など乾燥がうまくできないところで保管するのをやめましょう。歯ブラシにキャップをして保管をするタイプもあるようですが、乾燥までに時間がかかるものはおすすめしません。

乾燥をしっかりさせるために、まずはタオルやティッシュなどのペーパーでしっかりと水分をとりましょう。

③歯ブラシの保管

コップなどに立てるなどして乾燥させましょう。場所は、風通しがよくてよく乾燥しやすいところがいいでしょう。でも、同じコップなどに家族みんなの分を入れるのはやめてください。細菌は濡れた歯ブラシの中で生きていますので、細菌がついた歯ブラシの毛先同士が触れてしまうとむし歯や歯周病菌がうつり、家族内で細菌がうつってしまいます。

お子さんなどにしっかり歯みがきをさせてむし歯にならないようにしているのに、歯ブラシからむし歯などを感染させてしまうのはもったいありません。

④歯ブラシの交換時期

歯ブラシはいつまでも同じものを使っている方も多いのではないでしょうか。同じ歯ブラシを長い期間使っていると細菌は多くついています。また古くなった歯ブラシは、歯ブラシの毛に細菌が入り込んでしまうので、洗っても洗っても細菌が落ちなくなっています。

歯ブラシの毛の植え込み部分に歯みがき粉がたまっている場合も早く交換しましょう。歯みがき粉の成分のうち保湿剤が含まれているものがありますが、歯みがき粉が残ったままだとその保湿成分のため乾燥しにくい状態になっています。これも乾燥がうまくできずに細菌が繁殖してしまう原因の一つです。

「歯ブラシの毛先が広がってきたら交換する時期」とよく言われていますが、人によって歯ブラシをするときの力が変わってきますので一概には言えません。ですが、1ヶ月に1回を目安に交換していくのがいいでしょう。

⑤歯ブラシ以外の補助器具の期限

デンタルフロスや歯間ブラシなどは明確な使用期限は決められていません。しかし、使えるからと何度も繰り返して使うのはおすすめしません。できるだけこまめに交換して、新しいものを使いましょう。

【OCEAN歯科からのメッセージ】

口の中にはたくさんの細菌がいます。そこをきれいにする歯ブラシやその他の清掃器具にも多くの細菌がついています。せっかく口の中をきれいにするのですから、その道具もきれいに扱っていきましょう。どんなものが良いかなど、歯科衛生士にご相談ください。

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