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舌がピリピリする!?舌痛症ってどんな病気?|OCEAN歯科クリニック|美浜区磯辺の検見川浜駅より徒歩1分のOCEAN歯科クリニック

舌がピリピリする!?舌痛症ってどんな病気?


舌を間違えて噛んでしまったわけでも、火傷をしたわけでもないのに舌がピリピリ・ヒリヒリと痛むことはないでしょうか?舌に明らかな異常が見られないのにピリピリとして痛い場合、もしかしたら舌痛症(ぜっつうしょう)という病気かもしれません。

舌痛症は、40代以降の女性が発症しやすい病気です。しかしながら、この症状が誰にでも起こり得ます。

今回は舌痛症の原因や症状、対処法などを詳しくご説明していきます。

 

【舌痛症ってどんな病気?】

舌痛症は、名前の通り、舌に痛みを感じる病気でピリピリ・ヒリヒリ・ザラザラなど、感じ方は個人によって異なります。寝ている間や会話中、食事中に痛みが軽減するなど、一般的な病気とは異なる症状が見られることがあります。

 

【舌痛症の特徴は?】

・中高年の女性に多い

・原因不明の舌のヒリヒリ感が続いている

・舌が何かに触らなくてもヒリヒリして感じる(自発痛)

・誤って舌を噛んだ傷や口内炎のほかに、きっかけが見当たらないケースも多い

・痛みは多くの場合起きている間にあり、寝ている間はない

・食事中には悪化せず、痛みを感じないこともある

・何か他のことに集中しているときは痛みが減って、1人で考えごとをしているときなどに痛みが増す

・朝よりも夕方から夜にかけて痛みが増すことが多い

・痛みの程度や痛む場所が、時間帯や日によって場所が変動する

・ロキソニンやボルタレンなどの痛み止めの薬が効かない

 

【舌痛症の原因は?】

現在のところ、舌痛症の明確な原因は解明されていません。

原因は十分にわかっていませんが、ひとつの説として言われているのが脳の神経ネットワークの複雑なシステムです。脳が心の痛み(ストレス)をキャッチし「からだが痛い!」とシグナルを出してしまうことが一因ではないかと考えられています。

 

【舌が痛いと全て舌痛症なの?】

舌が痛いからといって、全てが舌痛症ではありません。

以下に挙げる病気・異常との鑑別が必要となります。

下に示してある病気などでも舌がピリピリとする症状を伴うことがあります。これらはそれぞれの起こる原因が解明されていて、治療法も確立されています。そのため、舌が痛い場合は以下の病気や異常のいずれにも当てはまらないケースを舌痛症と診断する場合が多いのです。

・アフタ性口内炎

・難治性の潰瘍(かいよう)

・口腔カンジダ症

・口腔乾燥症

・平滑舌(へいかつぜつ)

・扁平苔癬(へんぺいたいせん)

・三叉神経痛(さんさしんけいつう)

・舌咽神経痛(ぜついんしんけいつう)

 

【どうやって舌痛症を治療するの?】

舌痛症は根本的な原因が不明なため、治療法としては基本的に対症療法がメインとなります。

つまり、病気が発症する原因にアプローチするのではなく、症状を軽減させる治療法になります。まずは口腔内の検査を行い、舌に異常がないかを確認します。もしも、歯や口腔に問題が見られない場合、内科的な診察が必要となります。ストレスやホルモン異常、亜鉛の不足や栄養の不足によっても舌に痛みが生じることがあるため、それぞれについて細かく調べる必要があります。

もしも舌痛症ではなく、しっかりと舌の痛みの原因が分かった場合は、それに対する治療をしていきます。亜鉛の不足が考えられる場合は、サプリメントなどでの栄養補給が検討されます。亜鉛の不足というのは、味覚異常を引き起こす原因となるのです。また、唾液の分泌が不足していて口腔の乾燥が見られる場合は、唾液の分泌を促進するための対策が行われます。これには唾液腺マッサージや水分補給が含まれます。

 

【舌痛症かな?と思ったら】

舌が痛くて、もしかしたら舌痛症かもしれないと思った時はまず、自分で症状をよく観察してみることから始めましょう。

①まず、どんなときに痛みが減るのか?を観察する
舌痛症の痛みというのは、日によって、時間帯によって増減します。ご自分で、どんなときに痛みが増して、何をしていると痛みが減るかに気をつけてみましょう。

痛みを客観的にとらえることが、ご自分のつらさを客観視することにつながります。そんなことと思うかもしれませんが、これが痛みから距離を置くきっかけになって、改善へ踏み出す第一歩になる可能性があります。

②日中の食いしばりに気づいたら、やめる
食いしばると舌が緊張し、歯に強く押しつけられます。そうすると、痛みが増しやすい状態になります。仕事中や車を運転している時、家事をしている時などに食いしばりをしていないか気をつけて、もしもしていたら意識的に歯を離すことを心がけましょう。

③痛みを抑える薬を服用する
舌痛症の患者さんにみられるのが、痛みを抑制する脳内ホルモンの働きの低下です。これを改善させて痛みを抑制するに効くのが抗うつ薬や抗てんかん薬です。

しかしながら、このような薬の舌痛症治療への使用は適応外処方になるため、通常の歯科医院では処方できません。専門的な病院にて診療を受けて処方してもらう必要があります。

舌痛症の治療は患者さんによって効果が異なる場合があります。そのため、主治医との密な相談や調整が重要です。舌の異常を感じた場合は、専門の病院にて適切な診断と治療を受けることが大切です。

④薬を飲み、専門的なカウンセリングを受ける
抗うつ薬や抗てんかん薬の服薬は、舌痛症の痛みの抑制に効果的です。しかしながら、薬を飲むことをやめて、痛みが元どおりになってしまうのでは困ります。そこで、薬を飲むだけでなく、専門的なカウンセリングで指摘されたことを改善していくことも重要です。

例えば、食事では刺激物を避けることも重要になるかもしれません。また、寝る時間を十分に確保することも大事です。痛みの変化をご自分でしっかりと観察して、痛みが和らぐ時間帯を少しずつ増やしていくのもいいでしょう。

【OCEAN歯科からのメッセージ】

舌痛症は痛みを伴うだけでなく、患者さんの日常生活にも影響を与えることがあります。痛みや不快感が持続することで、食事や会話が困難になり、それがストレスを引き起こすことがあります。もしも舌の痛みが気になっていたり、ヒリヒリするなと感じる場合は専門の病院での正確な診断と適切なケアが必要です。もしも舌の痛みに悩んでいる方は、早めに歯科医院にてご相談ください。適切な機関へご紹介していきます。

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